生活を快適に過ごす為に必要な冷蔵庫。
今回は僕の経験を元に一人暮らしの冷蔵庫事情をつぶやこうと思う。
一人暮らしと冷蔵庫
僕が一人暮らしを開始したとき、最初に直面した問題が冷蔵庫の購入についてだった。
内容量⁉
野菜室がない⁉
実家暮らしの時、毎日便利に使用していた冷蔵庫だが、容量や種類については考えたこともなかった。
冷蔵庫の冷却方式について
冷蔵庫の購入を検討した時、実家の冷蔵庫の姿が脳裏をよぎった。
…霜まみれやんけ。
…かまくらやんけ。
そこで冷蔵庫の種類について調べると、冷却方式の違いによって霜が出来やすい事が分かった。
冷却方式については大きく以下の3種類。
・直冷式
・ファン式(間冷式)
・ペルチェ式
直冷式冷蔵庫について
直冷式冷蔵庫は庫内に冷却器が設置されている冷蔵庫となる。
直接庫内を冷却するため、冷却能力が高く、電気代も少なくすむ。
さらに本体自体も後述するファン式やペルチェ式に比べると安価な場合が多い。
しかし、定期的に霜を除去しないといけないデメリットがある。
おそらく僕の実家の冷蔵庫はこれ。
ファン式(間冷式)について
直冷式とは違い、庫外に冷却器が設置されており、ファンにより冷気を庫内に送風し冷却する冷蔵庫となる。
ファン式の冷蔵庫が、現在主流である。
ファン式の最大のメリットは霜取り作業がほぼ必要ない事だろう。
僕が購入した冷蔵庫もファン式であるが、今のところ霜取りはしたことがない。
控えめに言って最高である。
今後、実家の冷蔵庫が壊れた際は、ファン式の冷蔵庫をプレゼントしようと思う。
ペルチェ式について
電子を利用して冷却する方式の冷蔵庫となる。
静音性に優れているが、庫内温度が5℃までしか冷やす事が出来ない、高額等の理由からあまり普及していない。
冷蔵庫の容量について
冷却方式の次に直面したのは冷蔵庫の容量である。
これがまた、まったく想像がつかない。
いろいろ調べた結果、下記の計算でおおよそ必要な容量が計算出来ることが分かった。
人数 × 70L + 常備品(100L~150L) + 予備(70L)
・1人暮らし = 240L~290L
・2人家族 = 310L~360L
・3人家族 = 380L~430L
・4人家族 = 450L~500L
・5人家族 = 520L~570L
購入してみての感想
これらを参考に購入する冷蔵庫を決定。
日立の冷蔵庫で内容量265L、冷蔵室、野菜室、冷凍室の3段、もちろんファン式。
色もシャンパンカラーで高級感があり、とても所有欲を満たしてくれている。
現状、この冷蔵庫を購入して後悔はしていない。
が、ややオーバースペックであった気もする。
一人暮らしを始める前は、こう思っていた。
凝った料理や素敵なスイーツ、なんでも好きな時に作れるやん。
しかし、現実はそう甘くない。
掃除、洗濯、洗い物…
家事や用事を一人でこなそうとすると、かなり大変である。
ここで、ある事を思い出す。
自分がズボラな人間であることを…
上記で説明した計算方式であるが、あれは料理好きの几帳面な人に向けた計算方式であったのだと理解した。
なので、これから冷蔵庫を購入予定の一人暮らしの人に向けて、ズボラな僕の意見を述べたいと思う。
冷蔵室と冷凍室があれば事足りる
一人暮らしでは、野菜をふんだんに使った手の込んだ料理は作らない。
面倒くさいうえに、高くつくからだ。
さらに、野菜を大量に買い込むと、消化する前にダメにする場面が多々ある。
なので、必要最低限の野菜を購入する、もしくは冷凍野菜に依存することになるのだが、この時点で野菜室の存在意義は消滅したといえる。
一人暮らしで重要と考えるのは、最低限の冷蔵室とそこそこの冷凍室、これが最適だと僕は考える。
一人暮らしにオススメの冷蔵容量
上記のことから、ズボラな人に向けて一人暮らしの冷蔵庫容量を考えた場合。
150L~200Lの容量が最適であるとの結論に至った。
このくらいの容量ならばある程度作り置きを冷蔵出来るし、冷凍食品を買い置きしても問題ない。
外食や総菜中心の生活を検討中の人にとっては十分すぎる容量である。
仕事でへとへとになって帰宅した後、自炊が出来る人はどれ位いるだろう。
余程の料理好きなひとでなければ、必要最低限の容量で十分である。
まとめ
長々と説明をしたが、結論とすれば最低限の容量さえ確保されていれば、好きな物を買えば良いと思う。
我が家の冷蔵庫の場合は、野菜室がほぼ空運転状態であるが、綺麗なシャンパンカラーのデザインを凄く気に入って所有欲を満たされている。
人によってそれが、デザインであったり、魅力的な機能であったり、リーズナブルな価格であったりする。
なかなか買い替える事が出来ない大きな買い物であるので、とことん吟味したうえで自分に合った冷蔵庫を購入してもらえればと思う。
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